がん闘病記

唾液腺がん全摘術とリンパ節郭清と顔面神経再建術の術後症状

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手術の翌日。

朝立ち上がった時は、血圧の関係で一気に気持ち悪くなったりしましたが、なんとかその日中に一般病棟に移り尿の管もとれました。

この尿の管を入れたことがある人なら分かると思いますが、これを入れるときはかなり痛いです。(人にもよりますが)

抜くときも気持ちが悪いですが、これがとれた解放感は相当なものです。

管の影響で排尿時には痛みがあります。

喉も麻酔の管を口から入れていたものが擦れた影響で、食事の際や唾を飲み込む時に痛いです。

喉の痛みで唾や食事を飲み込むのが辛いので痛み止めを服用します。

手術の際に左側の尻が床ずれの様な状態になって痛みます。

首が凝っている様な状態であるのと、枕との圧迫による頭の痛みがあります。

なので昼間は頭を枕に預けない様にして過ごしました。

そのような症状から手術後数日はほとんど眠れませんでした。

点滴が外れました。

左顔面は麻痺したままで動きませんでした。

これは回復するとしても半年から1年かかるそうで、回復しない可能性もあるそうです。

顎を大きく開くと痛みがありなかなか開けないですが、無理にでも開かないと開かなくなるそうなので、口を開けるリハビリをします。

また、口の開閉で痛みがあるので食事がとりづらく、術後数日は病院食の食事に1時間以上かかる始末でした。。

歯を食いしばって力を入れると耳の穴が変形するのが分かり、鼓膜(イメージ)のあたりに痛みが走ります。

顎を開く方は痛くても無理して開く必要があるのは分かりますが、閉じる方の痛みは鼓膜を損傷するのではないかというくらい痛いので怖いです。

手術個所には感覚もなく、耳の骨も切除したので耳の形も変わりイヤホンをし辛かったりします。

耳の骨を切除した影響で耳の穴がほぼ塞がって聞こえが悪い状態です。

手術の2日後。

耳が消毒液等で塞がっていましたが、除去してもらってからはだいぶ聞こえる様になりました。

手術の3日後。

顔面神経麻痺の影響で瞬きもできないので、目の病気にならない様1日5回目薬を差すことになりました。

手術の4日後。

ドレーンが外れました。

管がとれたことで術後初めて傷口より下のみシャワーを浴び、久しぶりに着替えることができました。

こういう日ごろ当たり前にできることが有難く感じるのも入院患者あるあるでしょう。

この頃には食事も30分くらいで食べられるようになりました。

後は抜糸したら退院ということになりそうです。

今後、病理検査といって切り取った部位をスライス等して顕微鏡で調べます。

切断面付近にがん細胞があれば既に他に転移している可能性が高くなり、なければ低くります。

初回同様、病理検査で切り取れたと思っても再発や転移はあり得ます

どうなるのかは誰にも分かりません。。

続く。

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