僕は唾液腺がんが肺に転移して、かかりつけの病院で治療不能、末期がん宣告を受けました。
それでも奇跡的な完治を目指して他院で転移性肺がんのラジオ波焼灼療法を実施するも、今度はその病院で脊椎に転移が見つかりました。
ラジオ波焼灼療法は完治を目指した治療で、全てのがんを取り除けなければ、ラジオ波焼灼療法だけをやってもよくなることはないです。
がんのかかりつけの病院に提案された脊椎の治療は完治のための治療ではなく対処療法です。
それが奇跡的完治を目指す僕の選択としていい選択なのか、モヤモヤを抱えていました…
3回目、4回目の転移性肺がん治療ラジオ波焼灼療法
ひとまず予約しておいたラジオ波焼灼療法を受けるために再びラジオ波焼灼療法を受けに来ました。
ラジオ波焼灼療法を継続するなら、がんのかかりつけの病院で脊椎の治療をすることになった旨を伝え、予定通りラジオ波焼灼療法を実施することになりました。
今回も左右の肺に対して1回ずつ、それぞれ3つの結節にラジオ波焼灼療法を実施しました。
左右とも治療後に気胸が発生しましたが、胸腔ドレナージによる脱気をして、予定通り2週間の入院となりました。
前回の入院と合わせて計4回の施行により、治療可能な大きさのものは、以前第一候補の病院で適応なしの原因となった血管の近くのものも含めてすべて焼くことができました。
これで、第一候補の病院で適応になる可能性も出てきました。
治療後左脇腹の感覚が弱いが様子を見てみることになりました。
今後は腫瘍の大きさが1cm程度になったら紹介状を書いてもらい、ラジオ波焼灼療法を行う方針となりました。
唾液腺がん脊椎転移治療法に腫瘍脊椎骨全摘術浮上
肺は順調でした。
問題は脊椎の転移の治療法です。
進行を遅らせたり、症状がでたら緩和する対処療法ではなく、奇跡的完治を目指した治療はないものか…
僕はラジオ波焼灼療法で入院中、その治療法を調査していました。
すると、これまた遠方の病院が開発した腫瘍脊椎骨全摘術(TES)という方法を見つけました。
転移性のがんにも適応がある場合があり、進行を遅らせるためではなく、腫瘍そのものを摘出するという治療法であることから、奇跡的な完治を目指す自分の方針に合致しています。
がんのかかりつけの病院には当初自分で調べたビスフォスフォネート製剤での治療を相談するだけの予定でしたが、この病院へのセカンドオピニオンもお願いすることに決めました。
日本一のがんの病院の方針にことごとく逆らっている…
今回も気が重いですが、自分の人生です。
納得がいく選択をしたいです。
続く。