がん闘病記

唾液腺がん全摘術とリンパ節郭清合併症と顔面神経再建術症状回復

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前回、がんのかかりつけの病院で放射線治療を行うかどうかという選択肢をつきつけられました。

後戻りのきかない選択肢をつきつけられた時、決断するのは患者自身です。

その選択をしたことでどうなるかは分かりませんが、最悪なのは人のせいにして後悔することです。

そうならないためにも、とことん考えて納得がいく答えを自分で出すんだ。

自分の人生の責任は自分しかとれないのですから。

唾液腺がん全摘術、リンパ節郭清、顔面神経再建術後の放射線治療

放射線を行うメリットは残っているがん細胞が消滅し、手術をしなくても済むことです。

ですが、効果が出る確率が10%程度にも関わらず、ほぼ確実に後遺症が残ります。

手術になった場合は放射線と手術のダブルの後遺症に悩まされることになります。

そして、自己免疫力を高めることで、そもそもがん細胞が消滅する可能性もあるのです。

放射線は行わないことにしました。

唾液腺がん全摘術、リンパ節郭清、顔面神経再建術後経過観察方針

今回の手術で取りきったと言えるには、成長が遅いがんなので10年くらいはかかるそうです。

今後、通院では今まで通り視診・触診を行います。

再発・転移の検査は肝臓・骨も含めて頭部から胸部のCTを年に1回と、頭部MRIを年に1回行うことになりました。

CTとMRIは半年ずらして実施します。

血液検査は僕のがんの場合あまり意味がないのでやらないとのことでした。

足りないと思われる検査は自分で受けようと思いました。

その後、MRIと同月に年に1回別の病院でがん検診として肺のCT検査を受けることに決めました。

とにかく免疫力を高める生活をしなきゃですね。

無理せずに健やかに人生を楽しもうじゃないか。

唾液腺がん全摘術、リンパ節郭清合併症、顔面神経再建術症状回復

唾液腺がんが再々発して唾液腺全摘術とリンパ節郭清をしてから3ヶ月ほどの月日が経過しました。

様々な後遺症が残ったが順調に回復していました。

顎の開閉がしづらいので、顎を動かしてリハビリをしていたら、顎の関節あたりで『パキッ』 という音が鳴りました!

その後なんかジワ~という感覚になり、急にスムーズに動くようになりました!

いつもは朝起きると顎がカチカチになっていて、頑張らないと全然開かないのだが、翌朝もこのままだと嬉しい。

首の可動範囲も殆ど問題なくなってきました。

服もまともに着られなかった左肩も殆ど問題なく動くようになってきました。

床ずれでできた円形脱毛症も殆ど問題なく生えてきました。

皮膚のかぶればまだ多少残っていますが、かゆみはなくなりました。

左顔面神経麻痺で左顔面が未だに全く動きません…

後は未だに全く動かない左顔面神経麻痺がある程度動くようになればだいぶ元通りになります。

早く顔面神経痛がある程度治ってそこそこ瞬きできるようになると嬉しいです。

移植した顔面神経痛が動くようになるのは早ければ半年と言われていたのであと3ヶ月くらいです。

さらに月日が半年ほど流れました。

口を動かすと耳が塞がって聞こえにくくなってしまうのが難点ではありますが、顎の開閉もほぼ問題がなくなり、この頃になると左顔面が少しずつ動くようになってきました。

嬉しい…

よくて6~7割の回復と言われていますので、あまり期待しないようにしていますが、男でもやはり見た目は気になるので、顔面が動くようになったのはよかったです…

耳の骨ごと切除した為、口を動かすと耳が塞がって聞こえにくくなってしまうのが難点ですが、手術直後から考えれば、よくぞここまで回復したものです…

その後左顔面も6〜7割ほど動くようになり、それ以上はよくならないようでした。

更に月日は8ヶ月程流れ、唾液腺全摘術とリンパ節郭清から1年半程経ったある日、その知らせは飛び込んできました。

続く。

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