がん闘病記

唾液腺がん全摘術とリンパ節郭清後の症状

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手術の後遺症に対する眼科、耳鼻科の初回の診察を終えましたが、様々な後遺症に悩まされていました。

それなりに大きな手術なので肉体的ダメージは相当でしょう。

顎の開閉については、顎関節症のサイトで診る限り、人差し指・中指・薬指3本が爪の付け根まで入るくらい開けるのが通常だそうです。

今はものすごく無理してそこまで開く様にはなったが、一度開いてもすぐに開かなくなってしまい、朝・晩のリハビリ時には毎回ゼロからのスタートで、それをやるだけでかなり疲れます。

人前でやるとかなり変なので、普通に開けるようになるまでは毎朝30分くらいは早起きして、リハビリをする生活です。

唾液腺全摘の影響で片側は唾液が出ません。

唾液量が足りないせいか不明ですが、口の中が常にレモンの様な酸味があり、味覚にも影響が出ているような気がします。

これは次回かかりつけの病院受診時と、明日耳鼻科のクリニックでも聞いてみましょう。

首や舌の可動範囲が手術の影響でかなり狭くなっていて、横を向くのも体ごと向かないと厳しい状態です。

楽な状態は本当に真正面のピンポイントで、そこからずれると口を動かすのも大変という有様です。

これもストレッチを継続することでもう少しよくなるのか分からないですが、とりあえずストレッチを続けようと思います。

うまく喋れない原因の一つに、この首の可動範囲の極端な狭さがあるような気がします。

口が自由に動かせる首の角度がピンポイントで、ややうつむき加減で真正面向いているとちゃんと喋れますが、そこから少しでも動かすと顎が引っ張られてうまく喋れません。

腕も思うように上がらない状態です。

これはリンパ節郭精の合併症ではよくあることらしいです。

服の着脱が不便だったりコップを持つのも辛いです。

リンパ節郭精で鎖骨のあたりを切開縫合していますが、立った状態だと無性にムズ痒く、手で押さえるとなぜか治まります。

手術した逆の胸のあたりが黄だんの様になっています。

術後の病棟一泊中にできたでん部の床ずれは、よくはなってきていますが、まだ痛みはあり、真黒い痣も残っています。

再度耳鼻科の定期通院に行ってきました。

口の中が常にレモンの様な酸味は胃の影響ではないかとのことでした。

耳の穴の炎症はだいぶ治まってきているとのことでした。

確かに、結構普通に聞こえる様になってきたし、麺棒も結構入るようになってきました。

今までは綿に炎症を抑える軟膏をつけて突っ込んでいたのですが、今回初めて点耳薬といって目薬の耳版を処方してもらいました。

手術はこれだけ体にダメージを与えるのです。

生命力、免疫力も削られ、QOLも下がります。

簡単なことではなく、それなりのリスクを伴うのです。

それでも少しずつではあるがよくなってきていることが嬉しかった。

続く。

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