がん闘病記

唾液腺がん脊椎転移の腫瘍脊椎骨全摘術後、胸水検査と病理検査結果

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僕は唾液腺がんが肺に転移し、がんのかかりつけの病院で治療不能、末期がん宣告を受けました。

それでも奇跡的な完治を目指して他院で転移性肺がんのラジオ波焼灼療法を実施するも、今度はその病院で脊椎に転移が見つかりました。

ラジオ波焼灼療法は全てのがんを取り除けなければよくなることはないので継続しても意味がなくなります。

がんのかかりつけの病院に提案された脊椎の治療法が完治目的でなかったため、奇跡的完治のための治療法を調べ、腫瘍脊椎骨全摘術(TES)という治療法にたどり着き、手術を終えました。

唾液腺がん脊椎転移の腫瘍脊椎骨全摘術から29日後、咳が悪化

昨日は咳が前日より悪化しました。

体を起こす時、左横を下にして寝た姿勢で息を吸い込むとほとんど出ます。

体を起こしていても出る時は出るという感じです。

手術から31日後、胸水検査実施と病理検査結果

咳は落ち着いてきてきました。

夜中の背中の痛みも前日はほとんどありませんでした。

で、やっぱり胸水が増えていたので検査のために胸水を抜きました。

安心して退院したいので、検査してくれることになってよかったです。

病理検査の結果が出ました。

やはり新たながんではなく転移で間違いないとのことでした。

今回の手術は自家液体窒素処理骨移植といって、摘出した骨が液体窒素でがん細胞を死滅させた後に、再度体内に埋め込まれたので(死んだがん細胞を免疫細胞が攻撃することで、免疫力向上に繋げるという狙い。)、摘出部位をスライスして、どのあたりまでがん細胞があるかを調べて取りきれた可能性を判断する検査はできません。

ただ、腫瘍は脊椎の左側にあり、張り出して血管に触れていたのですが、その血管の病理検査では問題なしだったそうで、MRI、術中の目視でも、少なくとも上下の椎間板には侵食がなかったので、今回のターゲットに関しては、上下左右問題なく取りきれたと考えられるとのことでした。

ひとまず安心しました。

手術から32日後、胸水検査結果

胸水の検査結果が出ました。

腫瘍、結核、細菌といった治療が必要となるようなものは検出されず、単なる炎症が原因とのことでした。

予定しているレントゲンで胸水が増えていなければ、退院して自然に吸収されていくのを待つという流れになりました。

最初担当医は、胸水を抜く前のレントゲンと次の月曜日のレントゲンを比較されようとしていたので、それでどのように増減を判断するのかを尋ねたところ、今日レントゲンを撮ることになりました。

その後の主治医の話では、抜いたことで結構胸水が減っていたそうなので、確実を期すために尋ねておいてよかったです。

なんでも医師任せにせず、疑問は聴いた方がいいです。

僕も画像を見たかったので。

前回呼吸器内科で見た時は、呼吸器内科の医師も僕もはっきり増加を確認できたのですが、第一判断を任された研修医の方は増加はほとんど確認できなかったと言っていて信頼できなかったので、なおのこと胸水を抜いた後同士の画像を比較してもらいたかったです。

研修医の方が一人で判断するわけではないし、その時も担当医ははっきり増加していたと思うと言っていたので大丈夫だと思いますが、より納得するためです。

続く。

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