がん闘病記

脊椎転移がんの腫瘍脊椎骨全摘術セカンドオピニオンと術前検査

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僕は唾液腺がんが肺に転移し、がんのかかりつけの病院で治療不能、末期がん宣告を受けました。

それでも奇跡的な完治を目指して他院で転移性肺がんのラジオ波焼灼療法を実施するも、今度はその病院で脊椎に転移が見つかりました。

ラジオ波焼灼療法は全てのがんを取り除けなければよくなることはないので継続しても意味がなくなります。

がんのかかりつけの病院に提案された脊椎の治療法が完治目的でなかったため、奇跡的完治のための治療法を調べ、腫瘍脊椎骨全摘術(TES)という治療法にたどり着き、この治療法を開発し、日本一の実績を誇る病院へのセカンドオピニオンの紹介状をもらうことができました。

唾液腺がん脊椎転移に対する腫瘍脊椎骨全摘術のセカンドオピニオン

がんかかりつけ医から紹介状をもらった約2週間後、セカンドオピニオンを受けるため、またしても遠方の病院に来ていました。

この病院では20年来300件以上この手術を行って、手術による麻痺が発生していないそうです。

今までの僕の治療を選択してきた考え方から、腫瘍脊椎骨全摘術を受けた方がよいと思うと言われました。

その熱い言葉に感動したのも背中を押し、奥さんと話して治療を受けることを決めました。

これが成功すればラジオ波焼灼療法と腫瘍脊椎骨全摘術でがんをすべて消せるかもしれません。

自然治癒力向上のための取り組みもしていけば本当に奇跡を起こせるかもしれません。

一度は途絶えた希望の道が再び目の前に現れたような気持になりました。

もちろん、エビデンスがない標準治療のガイドラインから外れた治療はエビデンスがないからリスクの方が高いです。

でも僕はそれに懸けると決めました。

唾液腺がん脊椎転移に対する腫瘍脊椎骨全摘術入院と術前検査

約20日後に入院が決まりました。

正直不安はあるが覚悟を決めて前向きにいくぞ!

入院の関係でがんのかかりつけの病院の予約変更の電話をしたら主治医が退職していました…

有名さで選んだ医師でしたが、事務的で患者なんてどうでもよさそうな態度が嫌な医師でした。

こういった状況になり、主治医を変えるタイミングを見計らっていたのだが手間が省けてよかったです。

そしていよいよ入院です。

手術の予定は約10日後です。

ただし、検査の結果次第では追加検査による延期、あるいは手術断念もあり得るそうです。

術後1週間から10日くらいで色んな管が外れ、抜糸もできるが、それまでは痛みでかなりしんどいらしいです。

その後、少しずつリハビリをして術後1ヶ月くらいで退院し、その後1ヶ月くらいは自宅療養になるそうです。

翌日、造影CTでは腫瘍は肺と胸椎一箇所のみなのでCT上では手術可能との判断でした。

翌日、造影MRIと足の超音波を実施しました。

それにしてもこの年齢でこんなに検査を受けている人もあまりいないでしょう。

MRIもそうだが、CTなんか本当に何回やったかでしょうか…

造影剤は初めてですか?と聞かれる度に、ベテランですと答えたくなります笑

あの体全体が熱くなる感覚はなかなか面白いです。

でも足の超音波は初めてでした。

まだ初めて受ける検査があるのが意外で少し楽しかったです。

静脈が詰まってないかを調べるらしいのですが、マッサージみたいで何度も落ちかけました笑

翌日、骨シンチグラフィを実施し、MRIも骨シンチグラフィでも肺と胸骨一か所以外に怪しい個所は見当たりませんでした。

これですべての検査で問題がなかったので、よほどの事がなければ手術可能ということでほっとしました。

まずは第一関門突破です。

続く。

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